Vol.134 在宅勤務や副業の求人増加

2020年07月31日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇ ASTATE Monthly Letter ◇◇
(アステートメールルマガジン Vol.134)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月のひと言
「在宅勤務や副業の求人増加」代表取締役 福山研一

本日、6月分の雇用統計も発表されましたが、有効求人倍率は、前月比マイナス0.09ポイントの1.11倍で、5月の緊急事態宣言解除後も雇用情勢の悪化が続いていることがうかがえます。

ただ、新規求人数はマイナス幅が減少したり、業種や地域によっては増加していて、求職者の増加や動き出したことが、有効求人倍率悪化の要因ともみられ、その内情は変わりつつあるようです。

また、昨日の日本経済新聞の記事にもありましたが、雇用統計では測りにくいところで、特に都市部を中心に、水面下で在宅や副業求人など専門職等の求人が増加しつつあるということも耳にします。

コロナ禍で一気にテレワークをはじめ、多様な働き方が浸透した影響もあると思います。かねてより、育児等の事情で短時間ワークの人気はありましたが、今回さらに踏み込んだ在宅での勤務や、副業として働きたいという多様な求職者ニーズの増加を反映したものと考えられます。

企業側としても、コロナによる業績悪化や今後の不透明感から、フルで1人雇うのではなく、業務やプロジェクトごとに切り分けて、必要最小限の単位で要員の確保が図れるのはメリットになるかと思います。場所や時間にこだわらない募集であれば、それがより実現しやすくなります。

徳島では、直接的なコロナ感染の影響が少なかったのもありますが、ここにきてジワジワと増加傾向にもあり、今後の一定期間続くであろうWithコロナ時代の対応として、活用することも考えてみてはいかがでしょうか。

☆人材サービスのススメ
「高い離職率による企業の損失」

☆最近のトピックス
「求人広告数の減少」